中国におけるレポジトリ諸問題の解決(1): Docker編

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ここは上海、イエス!チャイナ!
人民が不用意に有害な情報に接することで不愉快な思いをすることがないように国家が防いでくれるという、子離れできないやや過保護気味で歪な親の愛を体現したかのような場所である。まあProxyとかVPNとか通してもよいのだけど、Dockerはイメージも比較的大きいためできることならミラー的なものを使いたい。

はい、そんなときはDaoCloud

このDaoCloudは名前からわかる通り、Dockerイメージをデプロイできるクラウドインフラサービスなのだが、加速器という名前でDockerHubのミラーリポジトリを提供している。

使い方は簡単、まず注册からサインアップし、加速器のメニューを開く。するとDockerのレポジトリにDaoCloudのミラーサイトを設定方法が書かれている。

Linuxの場合は下記のようなワンライナーを教えてくれるが、MacやWindowsは手動で設定を追加する必要がある。要するに、ユーザーごとにサブドメインを割り振ったURLを提供してくれるので、それをミラーレポジトリとして使えということのようだ、そのため下記のワンライナーの場合はサブドメイン部分はXXXXXで伏せてあるので注意して欲しい。

curl -sSL https://get.daocloud.io/daotools/set_mirror.sh | sh -s http://XXXXX.m.daocloud.io

なお、細かい設定は下記のサイトにドキュメントが公開されている、中国語で書かれているが技術ドキュメントなのでだいたいわかるだろう。

  • Docker 加速器 – DCS 文档
    http://guide.daocloud.io/dcs/daocloud-9153151.html

    • 加速地址: アクセラレーターURL、要するに生成されたミラーサイトのURL
    • 创建或修改: 作成、或いは修正
    • 配置文件: 設定ファイル

上記のミラーレポジトリの設定を変更したら、Dockerデーモンの再起動をすれば次回からDockerはDaoCloudのミラーサイトから各種イメージをダウンロードしてくれるはずである。

VagrantとDocker(1.5): Docker for Mac / Docker for Windowsという存在

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さて・・・、調査不足というか勉強不足だった。お恥ずかしい。
VagrantとDockerを組み合わせて云々という流れですすめる予定だったのだが、Dockerのドキュメントをよく読んでみると既にDocker for Mac / Win というものが存在していた。不覚である。
更に言うと、それ以前にDocker Toolboxというものが存在していたようである。Linuxしか見ていなかったため注意が及ばなかった(言い訳)

▽ Docker Toolbox

Docker Toolboxについてはまず冒頭に下記のような説明がある。既にレガシーであり、Docker for Mac、およびDocker for Windowsの必要条件を満たさない時に利用すべきであるとのこと。

Legacy desktop solution. Docker Toolbox is for older Mac and Windows systems that do not meet the requirements of Docker for Mac and Docker for Windows. We recommend updating to the newer applications, if possible.

Docker ToolBoxは下記のコンポーネントで構成されている。

  • Docker Machine
    docker-machineコマンド、複数のリモートDockerホストの管理やプロビジョンを行う
    Docker Machine Overview – Docker
    https://docs.docker.com/machine/overview/
  • Docker Engine
    dockerコマンド、Docker本体
  • Docker Compose
    docker-compose、オーケストレーションツール
  • Kitematic
    DockerのGUI
  • a shell preconfigured for a Docker command-line environment
    コマンド実行のための環境設定
  • Oracle VirtualBox
    仮想環境

つまり、Windows、あるいはMacにVirtualBox環境を構築し、そこへDockerを配置、動くようにするということらしい。

Linux版と異なるのがDockerMachineだ、Dockerホストのドライバーとして代表的なものだけでもAWS、Azure、GoogleComptuteEngine、Hyper-V、VirtualBox、VMwareなどに対応している。要するに大抵の仮想環境に対してDocker環境を構築、さらにコンテナをデプロイできるらしい。どうやらこのコマンドが後々、書こうと思っていたクラウドへのコンテナのダイレクトデプロイに関係あるようだ。
なお、MacのHyperkitについてはドライバーが存在しない。

そして注意しなければならないのがToolboxはレガシー扱いだが、DockerMachine等の各ツール群がレガシーになったわけではないことである。

▽ Docker for Mac / Windows

ではDocker for Mac / Docker for Windows、そしてレガシーとなったDocker Toolbox とは何なのだろうか?
簡単にまとめると下記のようになる

  • Docker for Mac
    1. Hyperkitという軽量hypervisorを利用
      • ただしYosemite以降
    2. Hyperkit上にてLinuxカーネルを動かす
    3. Linuxカーネル上でDockerコンテナを動かす
  • Docker for Windows
    1. hypervisorとしてHiper-Vを利用
      • ただしWindows10 Pro / Enterprise の64bit版
    2. Hyper-V上にてLinuxカーネルを動かす
      • ということは、これはProじゃないとダメなのかも
    3. Linuxカーネル上にてDockerコンテナを動かす
  • Docker Toolbox for Mac / Windows
    Yosemite以前やWin10以前の場合はこの手法になる

    1. VirtualBoxを動かす
    2. VirtualBox上にてLinuxカーネルを動かす
    3. Linuxカーネル上にてDockerコンテナを動かす

何のことはない、Docker with Vagrant方式と考え方は同じである。ただし、厳密には若干ことなる。Vagrantを用いた場合はフルセットのLinuxを準備してそこにDockerをセットアップ、そのまま開発環境としても利用してしまおうと考えていたからである。この辺は回を進めていく中で調整と検証をする予定である。

VagrantとDocker(1): Rails環境構築を目的とした場合のVagrantとDockerの関係

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かつて仮想環境が登場した時、VTやVTxで仮想環境がアクセラレートされクラウドが登場した時、非常にエキサイティングな経験をした。ランタイムではなく、マシン自体が仮想化されハードからシステムが切り離され自動的に冗長化していく、これはかつておっさんが新人だった頃(2000年前後)にIBMがオートノミックコンピューティングと呼び、オラクルがグリッドコンピューティングと呼んだ技術だ。

当時はSFだった、自律的コンピューティングなんてせいぜい2001年宇宙の旅のHALぐらいしか想像力が及ばなかった。効果な専用の管理用ラックや見たことも触れたこともない高価なハードやOSを準備しなければならなかったし、結局さほど普及したようにも見えなかった。

しかし、あれから10年、仮想環境は既に仮想であるということすら意識されずにクラウドとして利用されている。そしてクラウドは色々な技術を内包し統合するための便利なバズワードとなり、多数のサブワードを抱えている。VPS、IaaS、PaaS、BaaS、インスタンス、コンテナ、プロビジョン、ベアメタル、Stack、Lamda・・・んー困った。

とは言え自分のような凡人には全部一気に抑えて行くことは出来ないので、とりあえずようやく枯れてきた感のあるVagrantとDockerを用いてRailsの環境を構築することで学ぶことにした。

みんな大好きRuby on Railsは、賛否両論あるとは思うけどバージョンを重ねる毎に当初の目的であった一気通貫のシンプルなフルスタックではなくなり通常はGemにより肥大化している。まるでかつてJava世界において花型であったSpringとMavenのように感じる。実際、それなりに肥大化したRailsの環境構築はrubyenvやbundle、rakeの力を借りても一苦労だ。
そんな環境構築は自分の実務にとっても学習にとっても最適な事例だと思ったのである。

とは言え、全部を一度に学ぶのも、書くのもしんどいので下記の様に今回を(1)として一歩一歩進めて行くとしよう。

  • VagrantとDocker(1): Rails環境構築を目的とした場合のVagrantとDockerの関係
  • VagrantとDocker(2): VagrantによるRails環境構築
  • VagrantとDocker(3): VagrantによるDocker稼働環境の構築
  • VagrantとDocker(4): Docker on VagrantによるRails環境の構築
  • VagrantとDocker(5): Docker for Mac / Docker for Windows によるRails環境の構築 (※追記

回りくどいが「理論なくしてなんとやら」のため、今回は各要素の関係性と最終的な到達点までの説明であり、実際の構築スクリプトや実践は次回からとなるが、とりあえずVagrantfileやDockerfileなどをGithubにあげてあるので参考にしていただいても構わない。

参考

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Advent Calendar 2016: 連行出社芸

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Advent Calendar書くの初めてなのと、PM2.5の猛威によるせいか風邪が治らずフラフラの頭でつらつら書いているのでとりとめのなさはご容赦いただければと。

出社芸 Advent Calendar 2016 – Adventar
http://www.adventar.org/calendars/1481

▽ はじめに

さて、現在お世話になっているStartupTechnologyはhisajuさんがエンジニアとスタートアップのために起こした会社なのだが、この会社では健全で(すいません)強靭な(ごめんなさい)精神のもとに自己を厳しく律する(痛い)ことができるエンジニアのために出社自由という制度を採用されている。(すいません、すいません><)
その一環として出社芸の披露という今回のAdventCalendarがあるわけで、決して私のような出社芸が推奨されているわけではないことを・・・

▽ サンドイッチ

あれはもうかれこれ15年ほど昔、まだプログラマーや開発者というのが今ほどクールでもおしゃれでもなかった時代の話。その頃のMacのノートパソコンと言えばホタテ形で3kgを超えるという有様で、よほどハートが強くなければスタバに持ち込むなどということはできなかった。

私は当時新人で、某大手情報斡旋会社さんのJava案件に新人として四次受けぐらいで入っていたのだが、ご多分にもれずオブジェクト指向設計に触れたこともない人達がなんとかかんとか作った(無駄に)巨大なシステムだった。当然ながらフロアはすえた臭いが漂い、みんなの目は死んでおり、朝は会議室からウォーキング・デッドの如く這い出てくるという有様である。

そんな中、運よくというか運悪くというか先輩方に腕を見込んでいただきサーバーの設定等で携わらせてもらったわけだが、そもそも当時のサーバーシステムがMVCという概念すら普及していない時期に構築されたものでまともに動くわけがない。というか新人にどうにかできるわけがない。そしていつしか自分もウォーカーになり、会議室で眠るというようなことが日常に・・・。

そんな時、疲労もピークに達した頃のある晩、PLの方が遂にカプセルホテルとやらをとってくれた。その晩(既に未明)はウキウキ(既におかしい)しながらホテルに向かい、サイバーな棺桶のような穴蔵にもぐり込み夢も見る間もなく眠りに・・・・・・。

起きた時には既にチェックアウトの時間、電話には何度も履歴が・・・。慌ててかけ直すと

「起きてるー?大丈夫ー?いま迎えをやったからw」

寝ぼけ眼のまま、フロントへ行きチェックアウトを済ませるとそこには既に連・・・もとい迎え要員2名が待ち構えており、PLへ電話にて

「確保しました!」

その時の午前中の日光に照らされる眩しいまでの笑顔と、現場へ向かう時の前後を微妙にサンドイッチされるというフォーメーションは今でも素敵な思い出である。
なお、自分はサーバーの問題がある程度解決したところで解放されたのだが、その後そのプロジェクトは行き着くところまで行き現場そばに合宿所を準備するまでになったという話を聞いた。
思えば、これが連行出社芸の始まりだったのかもしれない。

▽ 豆腐と再起動

豆腐メンタルという言葉をご存知だろうか?
要するにメンタルが弱いのである。もうとにかくメンタルが弱い。めっぽう弱い。SNSでぼそっと呟かれるともう自分のこととしか思えなくなるほど弱い。
そんな糞メンタルのため、色々と抱え込み始めると内圧を高めて自爆というより身動きが取れないというデッドロック状態になる。
デッドロック状態になると、後続ジョブが処理出来ないのでスラッシングという現象が起き、リソースを食い尽くし応答不能に・・・・。

おそらく、そういう経験をしたことがある人も居るだろうし、そういう人が回りにいる人も居るだろうと思う。もうダメ人間である。ところがデッドロックに陥ったダメ人間はダメであることも自覚をしておりオーバーフローで身動きが取れなっている。

もうこうなるとkill -HUP程度ではどうにもならない、物理再起動、つまり連行が有効に機能する。
失踪プログラマーの話はよく聞くし、自分でも何人か出会ってきた。いま思うと彼らも早い段階で連行すれば戻ってこれたのではないかと思うことしきりである。

偉そうなことを言う自分はどうなのか?もうダメである。過去15年において同僚、上司、内縁の妻的な人、果ては上場企業の社長に至るまで連行を実施させてしまうというダメっぷりである。
この場を借りて助けてくださっている皆々様に深くお礼申し上げたい。というか逆立ちしてでんぐり返っても返しきれない程の恩があるわけである。

▽ ギークハウスとオンライン出社とツール

さて、ここ数年そんな豆腐達にとって福音となる潮流がある。ギークハウス、Slackでのオンライン出社などである。

私は他人と生活するのが苦手で家族ですら一緒に生活するのはストレスがたまるというような性格のため、ギークハウスというものが理解できなかった。
ところが先日上海にリモートワークにいらした方の話を聞いていたら、ああこれはある意味で単身豆腐にとっては再起動を促してくれるような仲間がそばに居るという環境なのではないかと思うに至り、以前と比べ肯定的に変化した。おそらく、ギークハウスでの共同生活というのはある意味で擬似家族的なものであり、職場からの解放とリセット、自己存在の無条件での肯定を得られるものなのではないかなと。
そのため、豆腐にとってはデッドロックを早期に解除、あるいは回避出来る安全弁となる気がする。

また、スタテクではおなじみのSlackによるオンライン出社と自己タイムライン投稿、これも豆腐にとっては福音である。
豆腐にとってのリアル出社アクションに失敗した時にスタックされていく懺悔感というのはスラッシングを招くのに充分なほど壁が高いのだが、それをオンラインで報告をすることで壁を下げることができる。そしてメンタルが弱り切っている時の、他人の距離感というのは自分でも推し量りにくく息をするのも辛いことがあるのだが、この距離感の表現をSlackのリアクションというもので解決しており心強い。

もちろんメンタルは強いほうが良いし、連行出社芸など無い方が良いのだが、ツールやライフスタイルによってある程度のフォローが可能で理解を示してくれる時代になってきている。
どうしても出社芸を繰り出してしまうけど、プログラミングも開発も大好きだという人は一度スタテクのオフィスを見学に来てはいかがだろうか?

「起業家に機会を。エンジニアに自由を。」
株式会社スタートアップテクノロジー | サービス立ち上げ専門の開発会社
http://startup-technology.com/

DisplayLinkの液晶モニタのせいでx250がSuspendできない

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しばらく前にMB168B+買ったんですよ。
モバイルでもデュアルディスプレイしたくて、まあ最近使ってないんですけど。
https://www.asus.com/jp/Monitors/MB168BPlus/

で、何かというとドライバ入れると普通にこれLinuxで使えるんですけどなんかSuspendできなくなってて、コマンドでサスペンド(sudo pm-suspend)してログで原因調べた(/var/log/pm-suspend.log)ら、USBでデバイスが繋がれていない時はDisplayLinkのSuspendのhook処理が応答してないんですよ。で、Suspend処理ににコケる。みたいな。

x250:/etc/pm/sleep.d$ ls -lha
total 20K
drwxr-xr-x 2 root root 4.0K  4月  2 07:52 .
drwxr-xr-x 5 root root 4.0K  8月  5  2015 ..
-rwxr-xr-x 1 root root  210  6月 26  2015 10_grub-common
-rwxr-xr-x 1 root root  660 12月  7  2013 10_unattended-upgrades-hibernate
lrwxrwxrwx 1 root root   35 10月 31 20:50 displaylink.sh -> /usr/lib/displaylink/displaylink.sh
-rwxr-xr-x 1 root root 1.3K  5月 23  2012 novatel_3g_suspend

で、このdisplaylink.shを下記の様にlsusbでDisplayLinkのベンダーIDがあるときだけ(lsusb -d 17d9: > /dev/null)実行するように修正したら正常にSuspend処理が実行されました。

#!/bin/bash
# Copyright (c) 2015 DisplayLink (UK) Ltd.

suspend_dlm()
{
  # Check DisplayLink Device
  lsusb  -d 17d9: > /dev/null
  if [ $? -eq 0 ]; then
    #flush any bytes in pipe
    while read -n 1 -t 1 SUSPEND_RESULT < /usr/lib/displaylink/PmMessagesPort_out; do : ; done;

    #suspend DisplayLinkManager
    echo "S" > /usr/lib/displaylink/PmMessagesPort_in

    #wait until suspend of DisplayLinkManager finish
    read -n 1 -t 10 SUSPEND_RESULT < /usr/lib/displaylink/PmMessagesPort_out
  fi
}

resume_dlm()
{
  # Check DisplayLink Device
  lsusb  -d 17d9: > /dev/null
  if [ $? -eq 0 ]; then
    #resume DisplayLinkManager
    echo "R" > /usr/lib/displaylink/PmMessagesPort_in
  fi
}

case "$1" in
  thaw)
    resume_dlm
    ;;
  hibernate)
    suspend_dlm
    ;;
  suspend)
    suspend_dlm
    ;;
  resume)
    resume_dlm
    ;;
esac

VAIO Pro 11にUbuntu14.04を入れるときのメモ1

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購入して1年立たず液晶に縦線が入るも上海では保証がないため放置していたのだけど、先日ようやく淮海路のSony旗艦店の修理センターで修理した。なんだかんだで1,700元かかった。まあ思ったより安かった気がしなくもないけど悔しい。もうVAIOは買わない。どっちにしろ今では英語キーボードが選択できないのであれだけど

で、めでたく戻ってきたPro11にUbuntuを再インストールするにあたって知った件をいくつかメモしておく。

▽ UbuntuのみでUEFI Secure Bootを行う
14.04自体はUEFIにもセキュアブートにも対応してるのだけどインストール後に”Windowsの起動に失敗しました”と言われ、何故か起動できない。
だいぶハマったが調べてみると、VAIOのファームウェアはUEFIのブートエントリーに”Windows Boot Manager”が存在しない場合、UEFIが”Windows Boot Manager”で\EFI\Boot\bootx64.efiを勝手にエントリー処理し、更にデフォルトでWindows Boot Managerから起動を行うのである。故にubuntuで登録されたEFIエントリが起動されない。

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そもそもこのページにfacebookのjsあるじゃんか!

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そもそもこのページにfacebookのjsあるんですけどというコメントが・・・

muye.sh – 中国国内で発生しているwpkg.orgへのリダイレクト問題考察

今まさに中国国内からこれに遭遇している。そしてこのページもfacebook.netのjsが埋め込まれているためリダイレクトされる…

2015/04/28 15:56

なるほどもっともだ!
ということでGeoIPみて中国の場合にはTwitterとFBのスクリプト部分非表示にするようにした。

ちなみに使ったのはこれ、アクセスしてくる人のRemoteIPから国を判別できる。

中国国内で発生しているwpkg.orgへのリダイレクト問題考察

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いま中国国内からyahoo.co.jpのコンテンツとか海外系のコンテンツ開くと一回開いた後にwpkg.orgへリダイレクトされちゃう問題が流行ってる。
結論から言うといつもどおりのDNSポイズニング「だけ」のようだ。

※ 4/28 下部に中国国内DNSの追記情報あり

▽ 現象

  1. facebookのjsが呼ばれる

    http://connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js

  2. なぜか下記にリダイレクトされる

    http://wpkg.org/my.js

  3. 結果が戻ってくる
    window.location.href = 'http://wpkg.org/';
  4. ブラウザで読み込んでる場合はこのJSにより、wpkg.orgへリダイレクトされる

▽ 何が起きてるか

  1. DNSポイズニングでconnect.facebook.netのIPが書き換えられてる
    # みんな大好きGoogleDNSにつなぐ
    > server 8.8.8.8
    Default server: 8.8.8.8
    Address: 8.8.8.8#53
    > connect.facebook.net
    Server:         8.8.8.8
    Address:        8.8.8.8#53
    
    Non-authoritative answer:
    connect.facebook.net    canonical name = connect.facebook.net.edgekey.net.
    connect.facebook.net.edgekey.net        canonical name = e3821.dspe1.akamaiedge.net.
    Name:   e3821.dspe1.akamaiedge.net
    Address: 23.67.175.139
    
    # 中国電信の糞DNSに変更する
    > server 202.96.209.133
    Default server: 202.96.209.133
    Address: 202.96.209.133#53
    > connect.facebook.net
    Server:         202.96.209.133
    Address:        202.96.209.133#53
    
    Non-authoritative answer:
    Name:   connect.facebook.net
    Address: 148.251.0.55
    
  2. wpkg.orgのサーバーの設定の問題
    wpkg.org以外のドメイン(例外あるっぽいけど)でアクセスされたらwpkg.orgへリダイレクトする

    http://148.251.0.55/aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa

    更に、拡張子がjsだとどんなURLであっても必ず/my.jsへリダイレクトする

    http://148.251.0.55/a/b/c/d/e/f/g.js

  3. 結果としてDNSポイズニングで148.251.0.55に書き換えられたドメインのJSは全てmy.jsへと書き換えられるので、Facebookコネクトを導入しているサイトは全てwpkg.orgへと飛ばされてしまう

▽ 対応方法

一度ブラウザキャッシュとDNSキャッシュが汚染されるとVPN使ってもダメなので下記2点を実施すると良い

  1. ブラウザのコンテンツキャッシュをクリアする(Cookieとかはそのままで問題ない)
  2. DNSをGoogleのDNS(8.8.8.8 / 8.8.4.4)など信頼のおけるDNSに設定する
    追記分: アリババが公開DNS(233.5.5.5 / 233.6.6.6)の提供をしている。少なくとも電信のDNSよりはずっと信頼できるのでオフィスではこれを採用することにした。

▽ 誰がこのクソッタレな真似をしてるのか

多分軍とか政府だと思う。電信のデータセンターを運営してる組織とそういう組織がつながってんじゃないかと同僚とかは言ってるでどどこまで本当なのかわからない。

▽ 参考

メモ: SinaAppEngineの利用開始

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中国のPaaS急先鋒であるSinaAppEngine(通称SAE)の登録方法のメモ。
現時点でSAEではPHP、Java、Pythonが利用できる。確か2年ぐらい前にRubyもいけるようになるとか言ってたけどどうなったのか・・・

まず新浪微薄(http://weibo.com/?lang=en-us)のアカウントが必須となる。
メールアドレスとニックネーム、誕生日を入力すれば登録できるので、あとは登録後に届くアクティベーションメールのリンクをクリックすればWeiboのアカウント作成は完了する。

次にSinaAppEngine(http://sae.sina.com.cn/)を開き右上のRegisterを押下するとWeiboのアカウント入力欄(授权 SAE新浪云计算平台 访问你的微博帐号 ,并同时登录新浪微博)が出てくるので上記で登録したメアドとパスを入力して登録と書いてある赤いボタンを押下する。(要するにOAuth2で「SAE新浪云计算平台」というアプリのを認証している)
すると、「SAE新浪云计算平台」によるアクセスを許可するかどうか許可を求めてくるので赤い「授权」というボタンを押下する。

「第二歩 安全設定」という画面に切り替わるので下記を入力する。

  • 真实姓名
    氏名を入力、まあ適当でも良いと思う
  • 安全邮箱
    このSAEアカウント用のメールアドレス
  • 安全密码
    このSAEアカウント用のパスワード
  • 确认密码
    パスワード再入力
  • 绑定手机
    SMS認証をかけるので携帯電話を入力、国際SMSが使えるのか不明。なので日本なら+8190********とかになるのかな?
  • 联系电话
    上記と同じで良い
  • 验证码
    CAPTCHA入力
  • その他
    利用許諾チェックボックスをチェック

これで、SMSで届いた検証番号入力画面になるので届いた番号を入れて、最初のウェブアプリケーションを登録する感じだったと思う。
http://*****.sinaapp.com/ こんな感じでアプリケーションコンテキスト毎に専用サブドメインを貰える。

ちなみに身分証明書の確認は飛ばしても良い。身分証明書の登録をして開発者として認証されると云豆というSAE上での仮想通貨のポイントが2,000ポイントもらえる。標準では500ポイント入ってるので各クラウドの利用料はそっから払う感じになる。

各種ドキュメントはまあ中国語になるんだけど、コード見ればわかると思う。

MT6589搭載の中華スマホ「小采G6」を購入 その2

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※追記 飽きたので更新しないことにした。

なんか3回ぐらいで終わるつもりだったのだがこれ面白くてすぐに終わりそうにないな・・・。
今回は、基本スペックとカメラのレビュー、次回「その3」ではデュアルSIMとかのレビューと隠しモードの起動方法、「その4」以降ではRoot化、ファームウェアの書き換え等を扱いたい。

▽ とりあえず速報
直近で言うとフォーラム(小采手机官方论坛)で官方ROM(GuanFang グアンファン: オフィシャルの意味)の1.0.6が公開されておりそれを焼きこみ、Root化、標準Android化を行ってみた。恐らく現時点でG6を入手した方の大半はROMバージョンが1.0.2であると思われるが1.0.6にすることで下記が大幅に改善されている。

  • カメラのオートフォーカスが酷い問題
    反応が速くなっている、夜景ピンぼけ問題も解決してるかもしれない(未確認)
  • ビデオのフォーカスがそもそも動かない問題
    治ってる、ちゃんとフォーカスされまともな動画が撮影できるようになってる
  • タッチパネルの反応が悪い問題
    かなり良くなってる感じがする

ただし、一方では1.0.2では標準だったGooglePlayなどのオリジナルのAndroidとしての機能が消されて、中国国内向け仕様に近いものに変化しているので、1.0.6を入れる人は美化(MeiHua メイフア: アメリカ化、転じてオリジナルAndroid化)作業が必要となるので注意する必要がある。
また、公式フォーラムでは下記のトピックが熱いようだ

  • マルチタッチが2点しか認識しない件に対する公式回答
    关于小采先锋版G6两点触摸处理公告 – 官方公告
    5点式でないためリコールを行うことも検討したが現在5点式センサーが大変品薄のため難しい、2点式では5点式と比べユーザー体験が損なわれることを把握している、そのため2点式で構わない人には電池と保護フィルムをプレゼント、不満がある人には送り返してくれれば返金対応するとのこと
    ※ ただし、ここで言う返金とかの対応がTaobaoで購入した人に当てはまるのかは不明、公式ページで購入した人のみなのかもしれない
  • 画面エッジでの反応が悪い件について
    关于屏幕解锁和边缘盲区解决问题 – 官方公告
    現行のROM(1.0.6?1.0.2?)で反応が悪い部分については4.2へのチューニングによる弊害で5/8から2日程度で修正が完了する予定であるとのこと(5/13時点 まだ出てないw)

とまあ、この辺の動きを見る限り・・・・

どう考えてもハードもソフトもプロトタイプで出荷して公開ベータテストやってる

という感じが否めないが、これもまた山寨スマホの面白いとこ、ROMもアグレッシブにでてくるので当面は楽しめそうである。
また中国語になるが、ユーザーは公式フォーラムに登録しておくと良いかもしれない。

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